面接で注意しておきたいこと
アルバイトでも正社員でも、求人で採用されるためには必ず面接を通らなくてはいけません。
それまでひきこもりとして長く過ごしてきた人にとっては、採用されるために自分という人間を審査してもらうという面接は相当緊張するものです。
面接をするときには質問の応答だけでなく、訪れた本人の見た目や雰囲気、敬語の使い方、ノックやドアの開け閉めなどのビジネスマナーなど多くの部分をチェックされます。
ですので面接を受けるときには質問の内容ばかりに気をとられるのではなく、全体的な印象を良くするための対策をとっていくようにしましょう。
面接で受かるための最低限度のマナーとして、「時間厳守」「ビジネススーツの正しい着こなし」「必要書類の準備」は落ち度なく行うようにしておきましょう。
面接で聞かれることとは
採用のための面接で聞かれる質問の内容は、どんな職種でも大抵同じようなものとなっています。
「これまでどんな仕事をしてきたか」「どうしてこの求人に応募をしたか」「得意な業務(資格・スキル)はあるか」「自分の性格をどう分析するか」といったことが正社員としての採用面接ではまず聞かれる内容です。
面接は手元の履歴書や職務経歴書を元に会話が進められていくので、そちらに必要な事項をしっかり記入するようにしましょう。
ひきこもり期間が長いと、職歴に長い空白期ができてしまいます。
その間のことについて詳しく聞かれることがありますが、ウソのない程度に前向きに解答をしておくのがよいようです。
「Webサイト制作の勉強をしていた」「資格取得を目指していた」といったものや「親の介護をしていた」「ボランティア活動をしていた」といったものでOKです。
ただあまりにも実際の生活とかけ離れたことを記載すると突っ込まれたときにウソがバレて一気に印象が悪くなってしまいますので、聞かれても解答出来る範囲の内容にしておきましょう。