とりあえず働いてみるという選択
長年ひきこもりをしていると、毎日外に出て決まった業務をするということが習慣としてできにくくなってしまいます。
ですが体がなじまないからといって一度採用された仕事を無責任に投げ出すことを繰り返していては、ますます社会復帰が遠くなってしまいます。
いきなり継続的に仕事をするのがつらいと思うなら、まずは体力をそれほど必要としない単発バイトから始めてみるというのもいいでしょう。
ここ最近ではアルバイト選びも自分で直接企業やお店に申し込むのではなく、仲介をする企業に登録をして紹介してもらうという方法が増えてきています。
まずはそうした登録制の企業に行って自分の勤務先の希望を話しておくことで、よい仕事が来た時に紹介を受けることができます。
登録をするときには「できるだけ短期間」「体力を多く使わない」といった細かい条件を告げておくことで、現場に行ってみてから思ったものと違う職種だったというミスマッチを防ぐことができます。
交通調査やアンケートなどがおすすめ
単発・短期間で勤めることができ、体力もそれほど必要としない仕事としては「交通調査」や「アンケート」といったものが代表的です。
特に「交通調査」はだいたい2~3日で終わり、仕事も座って道路を見てカウントするだけなのでとりあえずの仕事をするのにおすすめです。
ただし交通整理をする現場は自分で選ぶことはできませんし、現地までは自分で移動しないといけないということもあるので、条件をよく聞いて間違いなく移動をするようにしましょう。
「アンケート」の場合、通りかかる人に自分から話しかけていかないといけないというハードルはあるものの基本的には楽な業務です。
同じような仕事として広告のためのティッシュ配りやフライヤー配布といったものもあるので、その場でやりきりの仕事をしたいときにはそうしたものもいいでしょう。
ただ配布系の仕事は与えられた分の配布を全部行わないと仕事が終わらないという場合もあるので注意が必要です。
体力いらずで長く続けられるバイトもあります
短期間だけのバイトに慣れてきたら、同じく体力を必要とせず長く続けることができる仕事で探してみるのもいいでしょう。
長期間勤務ができる体力の要らない仕事としては、工場内での点検作業やサーバー管理会社の監視員、ビルなどのパーキングスタッフがあります。
中には、リゾート地などで働く住み込みバイトでも、観光先の宿泊予約の事務の仕事を募集していることもあるので、そうしたところを狙うのもいいでしょう。
旅行がてらお金を稼ぐことができるので、旅行してみたいけれどお金がないという人にピッタリのアルバイトです。
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いずれも拘束時間が長くなったり、時給額が安くなっていたりということはあるものの、基本的にはまったりと時間を過ごしながらできる仕事が多いです。
大幅な給与アップはあまり期待できませんが、とりあえず安定的な収入が欲しいというときにはおすすめですよ。